ネットワーク運用の自動化によるITとビジネスの俊敏性の向上

今日のビジネスの世界では、組織の成功はビジネスの俊敏性と運営効率の両方に依存します。イノベーションが加速するにつれて競争はますます激しさと速さを増しています。結果的に多くの組織では自動化に目を向けています。

しかし、組織では最も敏捷性の劣るコンポーネントがボトルネックとなります。そしてほとんどの組織にとって、それはデータセンターのネットワークです。実際ガートナーによると、少なくとも70パーセントのネットワーク変更を自動化する組織では、停電を減らし、リリース速度を50パーセント向上させることができます。[1] 明らかに、自動化を実装したいという強い必要性があります。

これを実現するには、DevOpsの手法、人気のあるオープンソース・テクノロジー、業界のベストプラクティス、同僚との協力と技術革新のための盛んな技術コミュニティを活用する、ワークフロー中心のクロスドメインの自動化ソリューションが必要です。Workflow Composerは、強力で広く使用されているStackStormオープンソース・プロジェクトです。これはネットワークのライフサイクル全体を自動化し、クロスドメインのワークフローを可能にして、ITとビジネスの機敏性を向上させるために瞬時にクロスドメイン・オートメーションを実現するように設計されています。

[1] Gartner, Inc. (Andrew Lerner and Sanjit Ganguli), Take These Six Steps to a Better Network(ネットワーク向上のための6ステップ) (ID: G00307825)、2016年12月2日。

ワークフロー中心の自動化

ネットワークのライフサイクルとクロスドメインの自動化を可能にするためには、ワークフローについて考える必要があります。

ワークフローとは、ビジネスまたは技術的な目的を達成するために組み合わせて実行される、一連のステップとロジックです。より重要なのは、ワークフローは、手動操作とビジネス・ルールを規模に応じたITサービス配信に変換する、実績のあるメカニズムだということです。また、複雑さもさまざまです。ワークフローは、ネットワーク・デバイスやサービスのプロビジョニングなどのシングルドメインでも、ネットワーク・デバイスの問題の検出や、問題が自動的に解決されない場合にヘルプデスクのチケットを自動作成し割り当るなどのクロスドメインでもかまいません。

Workflow Composerは、ターンキーでカスタマイズ可能な、またはDIY(自分自身で行う)ワークフローの自動化を提供します。ターンキー・ワークフローは、ネットワーク・ファブリック全体のプロビジョニングや構成を最初から行う、既存のネットワーク・アーキテクチャにデバイスを追加する、ネットワーク構成を検証するなど、頻繁に実行されるタスクを自動化することで、自動化への移行を容易にします。DIYワークフローは、特定のタスクを満たすために組織によって作成され、ワークフロー・コンポーザを介して実行され、マルチベンダー・ネットワーク・プラットフォームやその他のテクノロジの自動化などの独自の顧客要件を満たします。

StackStormを備えたクロスドメイン・ワークフローの自動化

StackStormのオープンソース・プロジェクトに基づいて構築されたWorkflow Composerは、クロスドメイン・テクノロジを統合して自動化し、クロスドメイン・ワークフローの自動化を実現します。StackStormオープンソース・プロジェクトは、イベント駆動型でDevOpsに基づく自動化プラットフォームで、既に多くの巨大規模のサービスプロバイダやIT組織で使用されています。

StackStormコンポーネント、アーキテクチャ、および統合パックを活用するWorkflow Composerは、カスタマイズ可能なセンサーとアクションを使用して、このクロスドメイン統合を実現します(図2参照)。

センサーとアクション

センサーは、外部システムからの特定のイベントを監視するインバウンドの統合ポイントです。イベントが発生すると、センサーはカスタマイズ可能な既成またはDIYルールに基づいて、対応するワークフローを引き起こします。ルールは、クロスドメイン・ワークフローを結びつける機能を提供するためにIf This Then That(IFTTT)の形式で定義されています。たとえば、新しいリーフ・スイッチが登録されると、センサーがそのイベントを検出して「IPファブリック・リーフの設定」ワークフローを引き起こします。

アクションは、外部システムに変更を要求するアウトバウンドの統合ポイントです。アクションは、Workflow Composer Admin UI、コマンドラインインターフェイス(CLI)、ChatOpsウィンドウ、またはワークフローを介してユーザによって呼び出されます。たとえば、「IPファブリック・リーフの設定」ワークフローが実行されると、ネットワーク設定プロトコル(NETCONF)アクションを使用して、スイッチ上のIP、Border Gateway Protocol(BGP)、およびその他の設定を設定します。

このユニークでオープン、カスタマイズ可能なアプローチにより、経験豊富な管理者が定義し、事実上すべてのネットワークデバイス、クロスドメイン・プラットフォームまたはアプリケーションで実行されるルールとロジックを使用して、ワークフローはプログラム的な方法でイベントに対応し、アクションを実行することができます。

主な特長

  • 最初のプロビジョニング、検証、トラブルシューティング/イベント駆動型の自動化による自動修復などを含む、ネットワークのライフサイクル全体の自動化によってITの敏捷性を向上
  • 真のエンドツーエンドのITワークフロー自動化のために他のIT分野のツール・チェーンやプロセスとネットワーク自動化を統合することにより、ビジネスの敏捷性を向上
  • マルチベンダー・ネットワーク環境でサポートされている、カスタマイズ可能なターンキーまたはDIYネットワーク・ワークフローの自動化を使用して、自分のペースで自動化を実装可能
  • DevOpsの手法、業界のベストプラクティスを採用する人気のあるオープンソース・テクノロジー、協力と技術革新のための盛んな技術コミュニティの力を活用

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