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Extreme Connect 2024 参加報告

Tatsuo Yoshida Published May 21, 2024

2024年4月、テキサス州フォートワースにて、Extreme Connect 2024が開催されました。Extreme Connectは、Extreme Networksが主催するエンドユーザ向けのカンファレンスです。今年はグローバルから約500名のお客様とパートナーが参加し、日本からも数名のお客様とパートナー様が参加しました。他のITベンダがやっているカンファレンスに比べると、こじんまりした感じですが、その分、Extremeのエクゼクティブやエンジニアとエンドユーザが密に接することができる貴重なイベントです。

Extreme Connect開催中は、エクゼクティブよるキーノートセッションがあり、Extremeのソリューション紹介やExtremeのお客様と共に事例を紹介しました。ブレイクアウトセッションでは、主にExtreme社員による技術セッションが多数ありました。また、ソリューションショーケースではデモ展示とともに、Extremeやパートナー企業のスペシャリストが対応し、いろんな技術的な質問にも丁寧に対応していました。

Extreme Connectはホテル併設の会場で実施され、夜はおもてなしパーティもあり、期間中はイベントに集中して参加できる環境が整っています。イベントの雰囲気について、下記リンクにあるビデオ (Watch Now) を見てみてください。
https://www.extremenetworks.com/connect

それでは、Extreme Connect 2024にてフィーチャーされた、新製品や新機能を簡単に紹介したいと思います。

 4000 Series Universal Switches

4000シリーズの正式リリース (General availability) がアナウンスされました。4000シリーズはクラウド管理が可能なレイヤ2アクセススイッチであり、4120と4220のファミリーがあります。4120ファミリーは、24ポートと48ポートのmulti-gigabit対応モデルがあり、90W PoEをサポートします。4220ファミリーは、8ポート、12ポート、24ポート、48ポートのgigabitまたはmulti-gigabit対応モデルがあり、最大で90W PoEをサポートします。

参考: 4000 Series Universal Switches
https://www.extremenetworks.com/resources/at-a-glance/4000-series-universal-switches

AP5020 (Wi-Fi 7)

AP5020の正式リリース (General availability) がアナウンスされました。AP5020は、Wi-Fi 7対応の無線LANアクセスポイントです。

Extreme Connectでのブレイクアウトセッションでは、Wi-Fiのデザインセッションが多くあり、Wi-Fi 7、特に6GHz帯における展開方法をExtremeのエンジニアが解説していました。Wi-Fiに関しては、各国の法規制等、国よって状況は異なるものの、それぞれの状況などを知ることができ、Wi-Fiのセッションは非常に評判が良かったです。

参考: AP5020
https://www.extremenetworks.com/products/wi-fi-access-points/universal-aps-indoor/ap5020

Universal ZTNA

Universal ZTNAは、5月より限定公開 (Limited availability) がアナウンスされました。Universal ZTNA は、クラウド管理によるNAC (Network Access Control) 機能とZTNA (Zero Trust Network Access) 機能を提供するセキュリティソリューションです。クラウド管理ということもあり、小規模から簡単に始めることができます。Universalの名前の通り、リモートアクセスを含めたネットワークアクセスポリシーを一元化することができます。

Mainstage Day 1ビデオの48分頃より、Universal ZTNAのデモを紹介しています。
https://www.extremenetworks.com/connect

参考: Universal ZTNA
https://www.extremenetworks.com/solutions/security/ztna

AP5050 (Wi-Fi 6E)

USにて、屋外Wi-Fi 6Eを展開するベンダーとして初めて (業界初) Standard Powerの許可を取得しました。ExtremeはWi-Fiアライアンスとのコラボレーションにより、セキュアなクラウドベースのAFC (Automated Frequency Coordination) に対応します。

これによりスタジアム等のファンサービスの環境において、堅牢で高性能な接続を提供し、新たなエクスペリエンスが生まれることを可能にします。近い将来、日本でも展開されること、間違いないです。

参考: エクストリーム ネットワークス、Wi-Fi 6E認証で屋外接続に革命をもたらす
https://jp.extremenetworks.com/press/press-release/extreme-networks-revolutionizes-outdoor-connectivity-wi-fi-6e

Wi-Fi Visualization

ExtremeCloud IQにおける、新たなNetwork visualization (ネットワーク可視化) の機能です。マップ上でのリアルタイムのRFフィードバックを実現し、即座に電波状況を可視化します。さらに、EkahauやHaminaのWi-Fiプランニングツールと連携することにより、3Dビューによるマップ機能を提供します。クライアントのローミング状況についてもマップ上でリアルタイムに可視化します。

これらの機能は、ExtremeCloud IQのお客様が求めていた機能であり、これにより、エンタープライズにおける、さらなるモビリティの導入を加速します。

Mainstage Day 1ビデオの33分頃より、Wi-Fi visualizationのデモを紹介しています。
https://www.extremenetworks.com/connect

Extreme AI Expert

Extreme AI Expertは、エンタープライズネットワーキングとセキュリティの設計、展開、管理において、大幅な最適化とコスト削減をもたらす生成AIソリューションです。現在、開発中の段階ですが、Extreme Connectのメインステージでは、Extreme AI Expertのデモを実施し、ExtremeのAIへの投資をアピールしています。

Mainstage Day 2ビデオの36分頃より、Extreme AI Expertのデモを紹介しています。
https://www.extremenetworks.com/connect

参考: Extreme Networks、 ネットワーキングにおける研究、開発、技術革新の中心的拠点となるExtreme Labsを発表
https://jp.extremenetworks.com/press/press-release/extreme-introduces-extreme-labs-hub-research-development-and/

お客様や製品に関わるエンジニアにとって、ワクワクするような、将来が楽しみな、非常に魅力的なソリューションです。もし、製品やソリューションの詳細、日本でのリリース状況が知りたい場合は、ぜひExtreme NetworksのJapanメンバまでお尋ねください。紹介した機能以外にも新しい機能がたくさんあります。

Extreme Connectは来年も実施します。ぜひ、日本のお客様も引き続きExtremeのイベントに参加していただき、最新情報 (ロードマップやグローバルの導入事例等) を共有しながら、いろんな形での交流ができればと思っています。