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エクストリーム、デジタル・トランスフォーメーションを加速する次世代の 革新的ルーティングソリューションを発表

Published June 12, 2018

優れたキャパシティ、スケール、パフォーマンスを実現する次世代インターネットボーダールーティング

エクストリーム ネットワークス株式会社(東京都千代田区、以下:エクストリーム)は本日、次世代データセンタースイッチおよびルーター「Extreme SLXファミリ」の最新プラットフォーム「ExtremeRouting™ SLX 9640」を発表しました。本ルーティングプラットフォームは、フレキシブルなポート密度、ルートスケール、パフォーマンスを提供することで、企業・組織におけるデジタル・トランスフォーメーションの推進を支えるデータセンターコア、ボーダー、およびインターコネクションの需要拡大に対応します。

データセンターネットワークコアおよびボーダーは、企業・組織がクラウドへの移行を加速する中、大規模な転換の中核を担います。企業はオンプレミス、プライベート、ハイブリッドなクラウド環境から、完全なマルチクラウドアーキテクチャーへとIT環境の拡張を加速させ、ビジネス環境がデジタル・トランスフォーメーションによって大きく変化する中でアジリティやスケール、セキュリティ、信頼性、コスト要件に対応しようとしています。IDCによる最新報告によると、企業の90%が、今後数年のうちにマルチクラウドの利用を計画していることがわかりました。クラウド、コロケーション、コンテンツ、ホスティング、インターネット・エクスチェンジなどのプロバイダが次々と登場し、インターコネクトされたクラウドサービスおよびクラウドエクスチェンジをサポートしています。

データセンターのコアやボーダーは、クラウドのさまざまなパーツを相互接続するためのゲートウェイとなっており、10年を過ぎても企業WANとは全く異なり、トラフィック・フローはますます複雑化しています。クラウド、コロケーション、コンテンツ、ホスティングおよびインターネット・エクスチェンジの各プロバイダが急速に進化し、これらの相互接続されたクラウドサービスやクラウドの連携を支えています。この進化により、データセンターのネットワーク・インフラストラクチャがコアやボーダーにおいて目まぐるしく変化するこれらの需要に対応できる適応性を必要とする一方、企業では、複数のクラウドの効率性と有効性の常時監視をする必要があるため、運用・管理面での複雑性に頭を悩ませています。企業にとっては、よりダイナミックなビジネス環境、そしてパフォーマンス、遅延、セキュリティ、コンプライアンス、コストに必要なIT要件の複雑化に対応するため、オンプレミス、コロケーション・プロバイダまたはクラウド・サービス・プロバイダなど、クラウドのある部分から別の部分にワークロードを簡単かつ迅速に移行できる柔軟性と機敏性がますます必要になっています。
1) 出典:: International Data Corporation (IDC) https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prUS43185317

Extreme Agile Data Centerポートフォリオ に追加された新しいルーティングプラットフォームであるExtremeRouting SLX 9640は、次世代のスピード、規格、サービスレベルに適応し、企業やサービスプロバイダーがネットワークのボーダーだけでなくコアにおいても、このような新たなトラフィックパターンによって生み出されるストレスポイントに対して迅速かつコスト効率よく対処します。ExtremeRouting SLX 9640は、クラウドおよびインターネットサービスプロバイダー、エンタープライズデータセンター、キャンパスネットワークのインターネットルーティングに最適です。ExtremeRouting SLX 9640は、ネットワーク監視を実現するExtreme SLX Insight Architecture、フルネットワークサイクルのクロスドメイン自動化を可能にするExtreme WorkFlow Composerとの併用により、クラウドやサービスプロバイダネットワーク、企業データセンターおよびキャンパスネットワークのインターネットルーティングに対して理想的なソリューションを提供します。これにより、企業・組織は、技術移管に起因するデータセンターインターコネクションの要件変更への対応、ビジネスの進化に最適なサービスレベルを享受することができます。SLX 9640は、以下のような価値をお客様に提供します。

SLX 9640プラットフォームの主な特徴:

• 400万ものインターネット・ルートのハードウェア・サポートにより、コアを簡素化してボーダーをスケーリングすることで、企業は急増するネットワーク・デバイス数への対処が可能。その上、ウルトラディープ・バッファにより、増え続ける一方である遅延に敏感なトラフィックのパフォーマンス要件に対応

• 高い費用効果でネットワーク・ボーダーにおけるストレスを軽減し、増大する接続要件を満たすため、1 RUのフォーム・ファクタに100 GbEを最大12ポート、10 GbEを最大24ポート搭載可能で、1、10、25、40および100 GbEの柔軟な構成をサポートするSLX 9640の大容量で柔軟なポート密度により、成長に合わせた投資を展開したいという要求に応じたポートを利用可能

• 高い信頼性を備えた複数のデータセンター間でレイヤ2およびレイヤ3トラフィックをシームレスかつ柔軟に拡張するため、あらゆるDCやWANと接続や相互運用ができるよう、MPLS、BGP-EVPN、論理VTEPなど多様なプロトコル・オプションを提供

• Extreme OptiScale™ Internet RoutingがSLX 9640のプログラマブルなハードウェアとソフトウェアを最適化し、将来のインターネットの成長に対する投資を守りながら効率的なルート・スケーリングを提供

• SLX 9640で直接アプリケーションを実行するオープンで柔軟なゲストVM環境を通じ、ワイヤーからワークロードまでの広範なリアルタイム監視にネットワークの可視性を提供するExtreme SLX Insight Architectureにより、ネットワーク・トラフィックを効果的・効率的に把握し、サービスに影響を与える問題のトラブルシューティングを迅速に行うことが可能

• Extreme Management Centerを通じた一元管理、Extreme WorkFlow ComposerとAutomation Suitesを用いたネットワークのライフサイクル全体のクロスドメイン・オートメーションにより、優れたユーザー・エクスペリエンス、ITとビジネスの機敏性の向上、価値創出までの期間の短縮を実現

ExtremeRouting SLX 9640

 

ExtremeRouting SLX 9640は2018年度後半に一般発売されます。販売価格は当社販売代理店にお問い合わせください。

関連情報
Extreme SLX familyに関する情報:
https://jp-extremenetworks-com.enterasys.staging.wpengine.com/extremerouting/

なお、エクストリームは6月13日(水)から15日(金)に幕張メッセにて開催される国内最大級のICTイベント「Interop Tokyo 2018」に出展(展示ブース:6M20)します。当社ブースでは、本日発表したSLX 9640の実機を展示し、データセンターのあらゆるITドメインに渡ってシームレスな自動化を実現するExtreme Workflow Composerとの連携など、さまざまなユースケースをデモンストレーションと共にご紹介します。

Extreme Networks について:
Extreme Networks, Inc.(EXTR)は、ソフトウェアベースのネットワークソリューションの提供を通じて、世界中 のIT部門が、顧客、パートナーおよび従業員との関係強化というビジネスにおける究極の成果を出せるように支援しています。有線から無線、デスクトップからデータセンター、オンプレミスからクラウドという潮流に対応し、80か国以上の顧客向けに最適な対策を提案し、世界的大企業や病院、小売店、物流、教育、政府機関、医療機関、メーカーなどからの要請に100%内製のコールセンターにて技術サポートを提供しています。 Extremeは1996年に設立され、米国カリフォルニア州サンノゼに本社を置いています。

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Extreme Networks 広報担当[担当:神谷]
E-mail:extreme@jspin.co.jp